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外貨MMFのデメリット

外貨MMFのデメリット

外貨MMFにもデメリットはあります。

きちんとデメリットとなる部分も知っておいた上で、
外貨MMFを始めることはとても大切なことだと思っています。

ここではいくつかの外貨MMFのデメリットを紹介してみたいと思います!


為替変動で為替差損が生じる可能性があります、、

外貨MMFが外貨で運用するため、
もし大きな為替変動、例えば今よりも円高になれば為替差損が生じます。

外貨MMFのリスク」でお伝えしますが、為替差損=損失が発生する、
つまりは資産が目減りする可能性があるということです。

ただ外貨MMFの場合、満期はありませんので、
為替相場が有利な状況に変動するまで外貨を換金せず、
外貨のまま保有しておくことは可能です。

どうしてもお金が必要で解約しなければならない場合は、
受け取り金額は解約時点での為替相場の影響を受けてしまうので、
資産が目減りした状態で受け取る可能性があることは・・・
覚悟しておく必要があるでしょう。

短期間で大きな利益を上げることが難しい、、

外貨MMFの場合、短期間で大きな利益を上げる!
・・・といったことが難しい投資方法です。

なぜか?それはFXのように、
「レバレッジ」を利かせた投資運用ができないからです、、

レバレッジとは、FX業者に預けている資産(証拠金)を、
最大25倍で資産運用できるといったFXならではのシステムです。

例えば、保有資産が10万円の場合、
25倍である「250万円」まで投資することが可能となります。

ちなみに外貨MMFの場合、このレバレッジの考え方でいえば、
「レバレッジ1倍」で運用しているのと同じです。

つまり、投資した資産以上の資産を運用することはできないんですね。

外貨MMFは投資した資産以上の負債を負うことはありません。
資産はゼロになったとしても、負債(借金)を背負うことはないということです。

これは外貨投資初心者の方にとっては、
ローリスクでおすすめの投資方法であるといえるでしょう。

また外貨MMFの場合、
外貨を売買する時にかかる為替手数料もFXに比べると割高です。

このことからも外貨MMFは、
デイトレードのように為替変動から利益(為替差益)をあげるといった、
短期トレードには向いていないといえるでしょうね、、

現物の外貨では受け取れません、、

外貨MMFは外貨そのものを購入している感覚がありますが、
投資信託という商品の性質上、実際には外貨を購入していません

そのため、預けている資産を受け取る時には、
外貨のまま受け取るのではなく、円に換金する必要があります

また、換金の際には為替手数料がかかりますので、
その時のコストも必要となります。

こまめに換金してしまうと・・・
手数料コストで運用で得た利益を相殺してしまう可能性があります。

リアルタイムで約定することができません、、

外貨MMFの場合、任意の為替レートで注文(指値注文)し、
その時の為替レートで売買決定、約定するといったことができません。

為替レートが「80円/米ドル」から、
「78円/米ドル」になったタイミングで注文を入れ約定させるといった、
リアルタイムに注文、約定させることができません

これは全ての証券会社の外貨MMFに該当するわけではありませんが、
多くの場合、リアルタイムに約定することができないんですね、、

ではいつ為替レートが決定するか?

これは証券ごと異なります。下記表を見てみましょう。


各証券会社の為替レート決定のタイミング

証券会社 約定日 受渡日 約定為替レート
カブドットコム証券 毎営業日15:00までの受注分は当日。
15:00以降の受注分は翌営業日に約定。
約定日の
翌営業日
毎営業日
15:30頃に決定
マネックス証券 毎営業日14:00までの受注分は当日。
14:00以降の受注分は翌営業日に約定。
約定日の
翌営業日
毎営業日
14:30頃に決定
楽天証券 毎営業日13:50までの受注分は当日。
13:50以降の受注分は翌営業日に約定。
約定日の
翌営業日
毎営業日
14:00に決定
SBI証券 毎営業日13:00()までの受注分は当日。
13:00()以降の受注分は翌営業日に約定。
約定日の
翌営業日
当日中には決定
松井証券 毎営業日14:00までの受注分は当日。
14:00以降の受注分は翌営業日に約定。
約定日の
翌営業日
毎営業日
14:00に決定(※2
大和証券 毎営業日15:59までの受注分は当日。
16:00以降の受注分は翌営業日に約定。
約定日の
翌営業日
9:00~15:59の間、
原則1時間ごとに
見直し決定

※1 ゴールドマン・サックス(米ドル)は15:00に締め切り、
   ホライズン・トラスト(南アフリカランド)は10:00に締め切りです。

※2 購入の場合は決定した為替レートに+0.20円、
   解約の場合は-0.20円で為替レートを算出する必要があります。


注文受付時間終了のタイミング、
為替レート決定のタイミング(約定為替レート)は各ネット証券で異なりますよね。

為替レートがザラバ終了後に決定するため、
為替レートをチェックしながら注文できないことはデメリットですよね、、

しかし、ドルコスト平均法を用いて外貨MMFを購入していけば、
為替変動に一喜一憂せず、かつ平均相場よりも高値で
外貨を買うことができる方法もあります。

このドルコスト平均法で外貨を買い足していけば、
購入する為替相場はさほど気にしなくてもよくなるんですよね!

ただ、解約時には為替レートが約定するまでタイムラグが生じるため、
狙った為替レートで解約できない点はデメリットになってしまいますが、、

損益通算ができない、、

外貨預金やFXをされている方ならご存知かと思いますが、
もし外貨預金やFX取引で損失が出てしまった時には「損益通算」ができます。

しかし外貨MMFでは損益通算ができないんですね、、

外貨MMFは利益がでている時は、
為替差益に対して課税されないのはメリットなんですけどね(笑)