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ボンド・セレクト・トラストって?

ボンド・セレクト・トラストって?

野村証券が扱っているボンド・セレクト・トラストは、
ルクセンブルグ籍契約型外国投資信託のことを指します。
(BOND SELECT TRUST=BST、ボンセレと呼ばれることもあります)

ちなみにボンド・セレクト・トラストは、
他の証券会社でも扱っているものもありますが、ここではよく話題にあがる、
野村証券のボンド・セレクト・トラストについて説明していきますね!


ボンド・セレクト・トラスト=BSTとは?

さて、ボンド・セレクト・トラストですが、
外貨MMF同様、為替差益に対して非課税ですが、
外貨MMFとは異なる点として、分配金が発生しないため、
毎月々の利回りから源泉徴収されることがありません

・・・ということはボンド・セレクト・トラストの場合、
課税対象になる部分が少ないことが最大のメリットなんですね。

またボンド・セレクト・トラストは取扱い通貨も豊富、
外貨MMFと違い利回りに20%の課税がされない分、利回りは高くなります。

ボンド・セレクト・トラストの取扱い通貨と利回り

通貨 利回り
カブドットコム証券( ボンド・セレクト・トラスト
米ドル 0.112% 0.134%
豪ドル 1.816% 2.247%
NZドル 1.512% 1.827%
ユーロ 取扱いなし 0.039%
加ドル 0.464% 0.360%
英ポンド 取扱いなし 0.126%

20%税引き後の利回りです。


次に最低購入金額など特徴を比較してみますと、

外貨MMFとボンド・セレクト・トラスト比較表

外貨MMF ボンド・セレクト・トラスト
最低購入金額 1,000円程度から 数千円程度から
投資期間 なし おおよそ1~5年
分配金 あり(20%課税) なし
購入時の手数料 為替手数料 為替手数料
管理維持コスト 別途徴収なし 別途徴収なし
元本保証 なし なし
換金性 いつでも換金可能 申し込みから4営業日

申し込み時に必要な最低購入金額も数千円から購入可能
課税対象となる部分がないことから考えてみてもと外貨MMFよりも良いのでは?
と思われる方も多いでしょう。

ただしデメリットもいくつかあるので紹介しておきます、、

為替手数料が高い、、

ボンド・セレクト・トラストの場合、
外貨MMFと比べると為替手数料が高いです、、

例えば、外貨MMF(カブドットコム証券)と比べてみますと・・・

通貨 外貨MMF(カブドットコム証券) ボンド・セレクト・トラスト(
米ドル 0.20円 0.50円
豪ドル 0.60円 0.80円
NZドル 0.60円 1.00円
加ドル 0.60円 1.00円

10万通貨未満の場合


大体、0.20~0.40円あたりの差がありますよね?

換金時にこれだけの差がある場合、
例えば換金時、10,000NZドルを換金した時に生じる為替手数料差は、

カブドットコム証券の場合

10,000(NZドル)×0.60円=6,000円・・・為替手数料

ボンド・セレクト・トラストの場合

10,000(NZドル)×1.00円=10,000円・・・為替手数料

10,000NZドルの時で4,000円の差が生じるということになります。

10,000NZドルといえば、1NZドル=80円とした場合・・・
おおよそ80万円で4,000円の差です

この差は利回りで得た利益を目減りさせる可能性もあります()ので、
ちょっと為替手数料の差はネックになるかもしれませんね。

利益の目減り関しては「為替手数料について」の説明を併せてご覧ください。

受け渡し日は約定日から4営業日かかる、、

ボンド・セレクト・トラストの場合、購入してから受け渡しまでが、
約定日(申し込み日)から4営業日かかってしまう点ですね、、

このタイムラグをよしとするかどうかが、
まずボンド・セレクト・トラストをチョイスするかどうかの分かれ道でしょう。

またこれは受け渡し日なので、
購入した時だけでなく、売却にも4営業日かかることとなります。

この点外貨MMFは営業日であればいつでも換金可能です。
流動性では外貨MMFのほうがよいというわけですね。

投資期間が決められています

ボンド・セレクト・トラストは投資する期間、
いわゆる信託期間といったものが定められています。

期間としてはおおよそ5年、今発売されている、
ボンド・セレクト・トラストなら2018年12月31日までです。

期間が終了になれば、預けていたお金は償還されます。
長期運用することができないというわけです。

それから償還された資産をどうするか?考える必要があるんです、、

ちなみにボンド・セレクト・トラストは、
投資期間終了まで保有したまま満期をむかえ解約になると・・・
外貨MMF同様、分配金に20%・・・課税にされてしまいます!

償還期間が来る前に解約するか、
また解約して得た資産をどのように運用しいくか?
考えておく必要があるんですね。

そこで外貨MMFを利用するという方法もあります。

なぜなら解約した時の為替相場が円貨へ換金したくない場合でも、
外貨のままで資産を預け入れすれば、為替手数料がかからないためです。

ですからボンド・セレクト・トラストは、
外貨MMFと併用して運用する
とよいでしょうね。

店頭でしか買えません、、

ボンド・セレクト・トラストは、インターネットで買うことはできません。
直接、店頭(支店)に出向きで購入する必要があります

近くに野村証券の支店があるのであればまだしも、
お住まいの近くにない場合であれば、購入することは難しいでしょう、、
また売買の申し込みは午後の2時まで。これも不便ですよね、、

誰でも気軽に好きなタイミングで買えないのはデメリットですね。

まとめ!

デメリットをいくつかピックアップしましたが、
ボンド・セレクト・トラストのメリットは、分配金が発生しないため、
利益に対し非課税である=複利の力を100%発揮できる点でしょう。

これは資産運用する上で、
非常に大きなメリットであることは間違いありません。
(これは証券会社の方もおっしゃっていました。)

ただ手軽に始めたいのであれば、外貨MMFのほうがおすすめです

なぜなら野村証券の店頭にいかなければ購入できないなど、
初めて投資される方、忙しい方、近くに野村証券の支店がない方には、
購入しにくい、もしくはちょっと敷居が高いかもしれないからです、、

その点、外貨MMFは24時間申し込み可能、
カブドットコム証券のように、為替手数料が安い証券会社で購入すれば、
投資コストもおさえることもできます♪

もしくはまずは外貨MMFを運用し、コツをつかんできてから、
ボンド・セレクト・トラストにチャレンジすると良いのではないでしょうか。